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マダガスカル情勢

 

深澤秀夫先生がブログでマダガスカル情勢を頻繁にまとめられています。

 
2010年
 
★ 7月18日(日)、新潟県新発田市生涯学習センターで、「ルワンダフルコンサート2010」新潟公演が開かれました。2009年に新潟で2回講演されたルワンダの教育を考える会のカンベンガ・マリールイズさんによるルワンダの学校運営を支援しようというチャリティーコンサートです。
出演ミュージシャンは、ルワンダ出身(カナダ在住)のジャン・ポール・サンプトゥ(Jean-Paul Samputu)さん。アフリカ伝統音楽や欧米のニューミュージックの影響を受けながら独自の音楽を作り出して評価され、ニューヨークのリンカーンセンター等、世界各地で公演。 2003年、アフリカのグラミー賞と言われるコウラ賞受賞。
また、舞踏家4名(男女各2名。うち男性2名は太鼓演奏と歌も。)、ルワンダの教育を考える会のカンベンガ・マリールイズ理事長。
 
前半は、親や兄弟が近所の人に虐殺されたが、その人を許したこと、復讐の悪循環を作ってはならないことなど、サンプトゥさんからのお話(マリー・ルイズさんが通訳)。その人は、今では、大虐殺の問題を考えるワークショップなどを一緒に行っているとのことです。
 
後半は、サンプトゥさんの歌と、舞踏家の方たちと一緒になっての太鼓演奏や踊 り。その中で、サンブトゥさんは、初めての来日だというのに、「許すことは相手のためだけでなく自分のためでもある。」という歌を日本語でも歌ってくれま した。開催地の新潟と新発田の地名を入れた歌も。
 
最後は観客も一緒になって踊り、盛り上がりました。みんなまたやりたいと言い、サンプトゥさんもまた来たいと言っていました。
 
権利の問題があるので、写真は、前半の語りの部分だけです:
 
 
 
 
コンサート実行委員会のウェブサイト(外部からのリンクができないようになっているため、次のアドレスを入力してアクセスして下さい。サイト内には問い合わせフォームもあります。):
http://rwandaniigata.jimdo.com/
 
なお、マリー・ルイズさんの新著「空を見上げてルワンダの内戦  そして希望」、サンプトゥさんのCD2種類(サンプトゥさんがその場で1枚1枚サインしてくれました。)、ルワンダのコーヒー、手作り製品等の販売も行われました。
 
7月1日、マリールイズさんが経験を語る形の「空を見上げてルワンダの内戦  そして希望」が出版されました。内 戦の経験から平和、教育の重要性などについて、日本の状況と比較しながら語る形で書かれた、非常に貴重な体験談です。ルワンダ内戦が「人種」間の戦いでな かったこと、「人種」自体、植民地支配のために作り出されたものであったことなども語られています。これは、アフリカ研究者が指摘してきたことですが、報 道等では無視されていました。それを当事者が語っていることに、大変な重みがあります。更に、日本人にとっては、日本の状況に触れながら語っているところ にも大きな意味があります。85ページ、500円。
 
目次はこちら(pd 84 KB)。
 

 

★ 7月3日(土)、東京農業大学付属「食と農の博物館」で、在日マダガスカル人留学生協会(Association des Etudiants et Anciens Etudients Malagasy au Japon: AEAEMJ)が独立50周年記念行事を行いました。「自然」だけでない、人が暮らしているマダガスカルの紹介、各地域の踊りや着ているものの紹介、歌、マダガスカル料理等があり、また、日本の「三三七拍子」よりも少し複雑な拍手のmolamako(「マダガスカル訪問・交流事業」にあるビデオにある現地学生との交流の最後にも出てきます。)での仕上げなど、実に楽しい行事でした。是非毎年やって欲しいものです。
    
 
Video: Molamako! at the end of the event. (wmv 1 MB. Please download the file first, then open it. It cannot be shown in this web site.)
 
★ 6月26日(土)、駐日大使館で、マダガスカル独立50周年記念レセプションが行われました。現 在の政権に正当性がないとして、外交上の付き合いに制約が課されているために、日本の外務省の職員も各国の在京外交官も呼ぶことのできない状況下での開催 で、青年海外協力隊員、NGO、研究者、写真家等々、民間人によるレセプションとなりました。しかし、開催できただけでも評価したいと思います。マダガス カル航空が開いてくれたビンゴの景品としてバンコク・アンタナナリボ往復航空券2枚が我々には当たらず、残念。
  
 
日本国際ボランティアセンター(JVC) タイ・スタディーツアー
バンコクで騒動が続いていたた め、2010年夏のスタディーツアーは中止になりました。しかし、その後外務省の危険情報も引き下げられたため、5人以上の希望者から要請がある場合など には、オーダーメードでの実施も検討するとのことです。また、2011年春には公募で実施する予定とのことです。
 
5月31日、マダガスカル写真展の写真も多数提供された戸澤博さん著「マダガスカル多肉植物紀行: モザンビーク海峡の夕日」が刊行されました。戸澤さんは、2009年に他界されましたが、新幹線に乗ってわざわざ埼玉県から写真展「マダガスカルに想いをはせてinにいがた」にも来て下さった奥 様の手により出版が実現したものです。奥様による前書きにあるとおり、マダガスカル訪問の前にも後にも、マダガスカルについて幅広く調べられていたこと が、内容によく反映され、訪問の直接の目的は「多肉植物」であっても、本の内容は、それを大幅に超えるものになっています。
 
2009年
 
☆ 2009年10月30日(金)から11月5日(木)、新潟大学駅南キャンパス 「ときめいと」で、マダガスカル写真展「マダガスカルに想いをはせてinにいがた(Souvenir of Madagascar in Niigata)」。2008年12月に駐日大使館で開催された写真展の写真全部をお借りし、加えて、マダガスカルに派遣されていた2人の青年海外協力隊員や私たちの写真も加えて展示したものです。ラミアンジソン駐日大使の挨拶の言葉も頂きました。ビデオ「スタディーツアー イン マダガスカル」も上映しました。
 
 
☆ 2009年5月24日(日)13:30から、クロスパルにいがたで、NPO法人ルワンダの教育を考える会のカンベンガ・マリールイズさんのお話。2月21日のJICAタウンミーティングでのお話がとても良かったのに、参加者が少なかったので、新潟国際ボランティアセンター(NVC)の「地球を知る講座」として再度開かれました。
 
★ にいがた国際協力タウンミーティング(アフリカ)  2009年2月21日(土)終了
 
NPO法人ルワンダの教育を考える会のカンベンガ・マリールイズさんのお話は、とても心に響くものでした。
 
つまり、植民地支配の負の遺産との関係では、これまで本などで一般論として書かれていたことを、当事者から直接聞けました: 
  • 植民地の現地住民が団結して抵抗するのを防ぐために、農耕に従事しているか、牧畜に従事しているか、狩猟・採集に従事しているか、或いは身長や鼻の高さなど、兄弟でも異なっていることがあるような特性を基準にして「人種」が作られたこと
  • 植民地からの独立に際して、植民地支配のための統治体制がそのまま引き継がれたこと(新たな体制を作るのではなく、総督が大統領に置き代わり、各行政組織の長がベルギー人からルワンダ人の政治家・エリートに置き代わったこと、「民族」の区別の記載が身分証明書に残されたこと(開発途上国などでは、政府が全国民または全成人に身分証明書を発行し、それを携帯することが義務づけられていることが多いのです。例えば、タイ人は、背景に身長の目盛りの写っている写真のついた身分証明書を
    携帯しています。)等)、
  • 「ツチ族とフツ族の争い」といった民族紛争という間違った報道が、そのわかりやすさから、世界では事実と信じ込まれたこと、しかし、実際は権力を争う勢力争いであったこと、そういった政治家に扇動されて、少なからぬ市民がどちらかにつくことで身を守ろうと、対立側についた隣人を殺し始めたこと、実際、ルワンダ人は「民族」といった意識を持っていないこと
難民キャンプ生活の経験から、命の大切さと教育の大切さに関しては、本当に心に響くことを、自分の具体的経験を基に、かつとてもやさしい言葉で話してくれました: 
  • 難民キャンプでは、朝起きても夜まで生きているかどうかわからなかったこと、夜になると朝まで生きていられるかわからないから夜になるのが怖かったこと
  • 自分が日本に逃れることができた重要な要因が、日本語を学んでいたことであったこと、これは教育の大切さを痛感した重要な要因であったこと(彼 女は、裁縫学校の教師として日本でJICAの研修を1年間受けた時、福島県でホームステイ。その人に無事を知らせようと、難民キャンプにあった電話・ fax送信所から無事を知らせる日本語のfaxを送ろうとしていたら、それを目撃した日本人医師から通訳を頼まれたのが、日本への避難のきっかけ。)
  • ルワンダで作った学校に初めて入った生徒たちは、「将来何になりたいか」と聞かれても、大人になるまで生きられるかどうかわからない生活をしていたから、答えることができなかったこと
  • 日本で家を買うのに35年ものローンを組めるが、それは35年間無事に生きる確証があるからできることであって、ルワンダ等ではできないこと
等々。
  
 

 
2010年度からは、少しやり方を変えて実施する予定とのことです。問い合わせ先は:、
  問合せ先: JICA新潟デスク
 電話番号:025-290-5650 
  ファックス:025-249-8122
 
★ 2009年1月29日(木)、日本の外務省は、マダガスカル全土について「渡航の是非を検討してください。」との危険情報を出しました。これは、一般の人 にとっては危険なので、渡航しないようにとの警告です。当面、様子を見守る必要がありました。2009年9月、この情報は「十分注意して下さい。」に引き下げられました。その時(2009年1-3月)の情勢の記録はこちら
 
1月21日(水)から2月1日(日)まで、JICA「地球ひろば」でマダガスカルの「食」についての講演と写真展示

 

JICA「地球広場」 (東京・広尾)では、3月1日まで、食糧問題をテーマとして展示やセミナーを行っています。その一環で、1月21日(水)から2月1日(日)までは、マダ ガスカルを取り上げ、「食」を中心に、マダガスカルの写真の展示を行うとともに、31日(土)に元同国派遣青年海外協力隊員による刺繍教室が行われまし た。展示写真には、私たちのものもたくさん使われました。

 

1月24日(土)に見てきた展示の様子です:

 

 

 

 

 

2008年

 

☆  2008年忘年会、12月23日、Spicy Market: 女性ばかりでした!

 

★  12月5-11日、駐日マダガスカル大使館でマダガスカル訪問者の撮った写真展

 

終了しました。プロの写真だけでなく、私たちの素人写真もたくさん展示して下さった、楽しい写真展でした。5-7日には、マダガスカルに縁のある日本の研究者、元青年海外協力隊員等による講演もありました。

12月7日(日)に行き、更に11日(木)の終了式にも行って来たので、その様子を「マダガスカル写真展2008-12」に掲載しました。
 
なお、日本の各地で展示したいとのことで、大使館とマダガスカル航空では、各地のホストしてくれる団体等を求めています。
  
★ Gross National Happiness (GNH: 国民総福祉)を掲げる国ブータンを研究し、そして実際に訪問してみようという研究会を立ち上げました。(2008年10月16日)
 
まずGNHの国ブータンを研究し、そして実際に訪問しましょう。ブータン建築省に青年海外協力隊員として派遣されていた本多さんは、王政廃止もあり、社会が大きく変わっている可能性があるので、早いうちに行ったほうがいいとの御意見です。
 
なお、マダガスカルもまだ行きますよ。
 
★  日本国際ボランティアセンター(JVC) タイ・スタディーツアー
3月8日(日)~15日(日) (+ 3月7日に東京で事前研修)

(バンコクで騒動が続いていたため、2010年夏のスタディーツアーは中止になりました。しかし、その後外 務省の危険情報も引き下げられたため、5人以上の希望者から要請がある場合などには、オーダーメードでの実施も検討するとのことです。また、2011年春 には公募で実施する予定とのことです。)

 

申込締切;2009年1月27日(火)必着

テーマは: 「いのちのいただき方」を考えよう!
      「本当の幸せ/本当の安心」を見つけよう!

「東北タイの農民といっしょに有機農業を体験して、生産者の立場に立って、いのちのいただき方を学びます。そして、生産者(農民)と消費者の関係は本来どうあるべきなのか。JVCが活動を共にしてきた地場の市場を運営する村人と一緒に考えていきます。」

詳しい情報は:
http://www.ngo-jvc.net/jp/event/2008/20090308-15_thaistudytour.html
 

 
☆ 9月16日から始まった第63回国連総会の冒頭の一般演説(24-29日)中、ブータン首相の演説(26日)は格調高く、秀逸でした。日本の麻生総理の演説(25日)、北朝鮮の演説(27日)等と比べてみるとよくわかります。マダガスカル大統領のもの(24日)も内容がありました。ブータンに行きたい人は必読。
一般演説のサイト: http://www.un.org/ga/63/generaldebate/
 
★ 2008年9月24日、2007年のマダガスカル訪問・交流事業が新潟大学環境報告書の24ページで紹介されました。
次のところからpdf版を見ることができます。なお、このpdfファイルの大きさは3MB近くあります。
 
 
    
   
☆ 5月の横浜での「アフリカ開発会議」と7月の「北海道洞爺湖サミット」を受け、8月から9月にかけて、日本の経済界、政界、関係省庁、政府機関の合同経済調査団がアフリカのいくつかの国に派遣されています。マダガスカルも訪問先の一つに入っています。次のところの8月26日付け外務省報道発表(事前発表)と9月12日付け結果概要を見て下さい。勿論、調査団は、経済産業大臣のイヴさんにも会っています。
 
 
☆ 9月3日、「サイトのお役立ち先」ページを設け、このウェブサイトの情報は、どのような人に読まれているかの情報を入れました。
 
☆下記「 『地球温暖化という開発課題と「人類の福祉」』」アンコール版
8月5日(火) 13:00~15:00、新潟大学国際センター第2教室
 
終了しました。
 
☆宮田顧問による新潟国際ボランティアセンターの「地球を知る講座: 気候変動問題とは何か。G8洞爺湖サミット・TICAD(アフリカ開発会議)をきっかけとして、私たちにできることを考える: 『地球温暖化という開発課題と「人類の福祉」』」
2009年7月5日(土) 13:30~16:00、新潟市総合福祉会館
 
終了しました。
 
最後に映写した「スタディーツアー イン マダガスカル」がとても好評でした。報告書「ハチプロレポート vol.2」で、次のように書いて下さっています。
 
講演の締めくくりとして、アフリカの島国であるマダガスカルを直接訪問してきた新潟大学の学生を中心 とした「国際開発研究会」の学生制作の記録ビデオが紹介されました。ビデオでは、学生さんたちがマダガスカルに住む方々と直接交流する姿が紹介されてお り、一緒に荷物運びをするシーンでは、現地の人を見習って頭に荷物を載せて運ぶ学生さんの姿が印象的でした。彼らの姿から、アフリカの人々のライフスタイ ルを理解する方法の一つを教えてもらった気がします。

グループワーク・私たちにできること
 
講演会第二部では、グループワークを行いました。講演会を聞いた感想を述べ、意見を話し合い、グルー プごとに模造紙に意見を書き出しました。「経済の発展のみを重要とする開発のあり方に問題があるのではないか」「気候変動問題の原因となっている二酸化炭 素を大量に放出する私たち先進国の生活習慣を見直すべきではないか」「アフリカの人達・マダガスカルの人達と交流するにはどうすればよいか」などの話し合 いが行われました。講師の宮田先生もそれぞれのグループを回り、各質問に答えてくださいました。少人数のディスカッションだったので、とても内容の濃い時 間が過ごせました。大学生も社会人も混ざっての話し合いだったので、色々な視点からの意見を交換できました。
新潟県立女子短期大学、国際情報大学の学生など、マダガスカルに是非行ってみたいという参加者が多く出たことには、このビデオが大きく寄与したのではないかと思います。2009年に再度マダガスカル・ツアーが実現するかもしれません。
 
  
 
★ 報告会「フィリピン: 棚田の村の環境と開発-春休みのボランティア体験から-」
第2報告: 「東南アジアで経験したこと」
 
6月2日(月)
新潟大学総合教育研究棟「地域・国際交流促進室」
 
終了しました
 
学生だけでなく、学生支援課、教務課等の職員の方も来て下さり、しかも暖かいコメントや質問をして下さいました。ありがとうございました
  
☆ 仙台市主催マダガスカル・シンポジウム(5月31日(土)、仙台市博物館)にイヴさん、エリさん
 
宮田顧問がパネリストとして参加しました。外務大臣を初めとする3名の閣僚も出席されました。そのうちの 1人は、去年9月の訪問時に会って下さったイヴさんでした(当時は大統領府国家開発計画事務総長。その1ヶ月後から経済・貿易・産業大臣。)。加えて、同 じく昨年の訪問時に私たちを暖かく迎えて下さったアンタナナリボ大学の経済学教授のエりさんも来られていました。