GNHの国ブータン研究会
Gross National Happiness (GNH:
国民総福祉)を掲げる国ブータンを研究し、そして実際に訪問してみようという研究会を立ち上げま
した。まずGNHの国ブータンを研究し、そして実際に訪問しましょう。ブータンに青年海外協力隊員として派遣されていた本多さん(職種:建築)は、王政廃
止もあり、社会が大きく変わっていく可能性があるので、早いうちに行ったほうがいいとの御意見です。(2008年10月)
まずは、勉強(「百聞」)のため、最小限のリンク:
■ 名古屋大学のGlobalization and Development & Development
and Happiness International Joint Research Projectのページ:
ブータンのGross National Happiness関連の情報がたくさんあります:
特に、2011年11月27日に国際開発学会との共催で実施したシンポジウムでのブータン国立研究所長Dasho
Karma Uraによる報告のパワーポイントをpdfにしたファイル(54 MBもあります。)からは、Gross
National Happinessの研究の進展がよくわかります:
■ グーグルの
衛星写真:
http://maps.google.co.jp/ (地図は全く使い物になりませんが、衛星写真は精細です。なお、「ストリート・ビュー」で各戸の写真を世界に公表して、プライバシーをひどく侵害し、また、犯罪の準備に使えるようにしていることについては、断固抗議。)
■ 外務省海外安全情報サイトの中の安全対策基礎データ:
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info4_S.asp?id=039 (旅
行についての基礎がわかります。即ち、個人旅行はできないので、旅行会社に、旅券のコピーと写真を添え、航空賃、宿泊・食事・交通に係わる費用及びガイド
料などを払い込むことがまず必要。これを受けて、旅行会社からブータン政府に書類を提出して入国許可書を取得してもらうことになります。また、外国人の観
光旅行は、入国時から出国時までブータン人旅行ガイドがつくこととなっていて、個人の単独行動は厳しく制限されています。)
■
シデ・ブータン旅行社:
http://www.zhideybhutan.com/index.html (旅
行料金等の情報が具体的に出ています。ブータンでは個人旅行はできず、旅行会社に手配してもらうグループ旅行しかできないことに注意。しかも、その際の料
金も公定で、宿、食事、ガイド、車込みで1人1日220ドル(高いホテルへの宿泊等の場合は追加料金あり。)。この料金は、2009年7月から250ドル
になることが既に決まっています。日本語ページとは内容の異なる英語ページも役立ちます。御夫婦中心のこの会社の奥さんは日本人。)
ガイドブック
Françoise Pommaret: Bhutan: Himalayan Mountain
Kingdom, 5th edition, 2006年2月, Odyssey Books and
Guidesシリーズ
(22.95米ドルまたは14.95ポンド。Amazon.co.jpで約2,400円)。写真も地図も多く、Lonelyplanet
や地球の歩き方よりも良いガイドブックだと思います。しかも、値段も安くて、対費用効果が大きいです。なお、元々フランスで発行されているものの英訳版です。2年毎に改訂されているので、そろそろ新版が出るかもしれません。