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マダガスカルという国
 
1. 古くから大陸から離れていたために固有種がとても多い国として有名
 
 インドリ
(出典: 山岸哲「マダガスカルの動物」、裳華房、1999年)
 
2. 社会の基層も特異: 「アフリカに一番近いアジアの島」
 
  • 無人だったこの島に、2,000ー1,000年前にインドネシアから来た人たちが社会の基層。
  • マダガスカル語はインドネシア語と同系統。
  • アフリカで唯一、お米を主食とする。(アフリカでは、一般に、お米は慶事等の時に食べる贅沢な「野菜」。)
 
山口洋一「マダガスカル: アフリカに一番近いアジアの国」、サイマル出版会、1991年 (絶版になっていますが、古本として入手可能なようです。)
 
3. マダガスカルの「開発」の状況
 
マダガスカルの人間開発指数は、2005年の国連開発計画(UNDP)の報告では0.5を下回り、下位グループだったものが、徐々に上昇して、今では中位グループに入っています。

人間開発指数が同程度の他国に比べて、1人当たりGDPが小さいのが大きな特徴です。マダガスカルは、世界銀行の「世界開発報告書(World Development Report) 2007」において、
  • 「1日1ドル以下」で暮らす人の割合が61.0%、
  • これは、数値のある94開発途上国中下から5位
しかし、お金で示されるもの以外の数値が大きいので、自分たちの生活を良くする力を示す人間開発指数の順位では、中位グループに入るのです。
 
 
4. 2007-2011年の国家開発計画の数値目標
 
人間開発指数向上を第1の目標に掲げているのが、他国にない特徴です。神戸大学博士課程出身のイヴさん(前大統領府国家開発計画事務局長。2007年10月に経済・貿易・産業大臣就任)が中心になって作りました。