9月24日

朝5時半に出て、アンダシベ・マンタディア国立公園を日帰り訪問。そこでは、マダガスカル入国後、初めて日本人を見る。ガイドとともに歩く日本人女性2人組だった。次に日本人に会ったのは、アンタナナリボ空港から出国する時だった。つまり、日本人は団体で観光に来るが、すぐに国立公園などの地方に行ってしまい、アンタナナリボはほとんど歩かないらしい。

Circuit Indri 2を歩いた。標準時間が「2-4時間」と巾があるが、ガイドさんによると、これは、動物を見つけるのにどれだけ時間がかかるかによるところが大きいとのこと。

Reserve Speciale d'Anala Mazaotra (Parc National d'Andasibe-Mantadiaの一部。フランス名Perinet)の入り口。正面の建物で入園料1人2万5千アリアリを払う。加えて、つけることが義務づけられているガイド料8,000アリアリ。

郵便局の国際ボランティア貯金のお金をもらって(財)自然環境研究センターが寄贈したトイレが上の写真の正面建物の右手にあった。
上記寄贈を示す、立派な日本語の表示がついていた。英語表示はあるが、フランス語、マダガスカル語等の表示は無かった。
竹の葉を主食とするB amboo Lemur。
運転手さんがアンダシベには雨の予報が出ていると、ホテルに迎えに来た時に言ってくれたので傘などは持っていったが、この日はしとしと雨が降っていた。予想外の乾季の雨に、我々の靴やズボンは泥で汚れてしまった。傘も、林の中では使いにくく、雨合羽が妥当だった。
このようなお天気の時には、葉が濡れているほうが好きなこのサルは出てきやすいとのことで、ガイドさんは、早足で、まずこの竹のある場所に向かった。

以下、ガイドさん無しには、ほとんどの動物を見ることができなかったろう。
ガイドさんが、目ざとくカメレオンの子供を見つけ、手に乗せてくれた。
Brown Lemur
木の枝からぶら下がる蟻の巣
林内
インドリが木の上にいる。葉や枝があり、更に逆光になるので、写真は簡単には撮れない。
この国立公園には、夫婦に子供2匹と、夫婦に子供3匹2組のインドリの家族がいるとのこと。
左の写真をクリックすると、このインドリが縄張りを主張する声を聞くことができます。携帯電話に録音したもの(amr形式、62 KB)。
音声等再生プログラムには、この録音形式を再生できないものが多いようなので、ウィンドウズ標準のMedia PlayerやNetscape系のWinampで再生できる形式(wav)に変換したファイルも用意しました(615 KB) (11月25日追加) (少なくともReal Player最新版の追加サブプログラムはamr形式を再生できるようです。但し、Real Playerのダウンロード・サイトは、amrも再生できる無料プログラムではなく、有料プログラムのダウンロードに誘導するように仕組まれているので、ダウンロード・メニューの選択に際しては注意が必要です。)。
アンダシベ駅で運転手さんと。
駅の中にあるレストランで昼食をとった。
国立公園に接しているので、観光用に再整備する計画があるとのこと。
国立公園に一番近い町のムラマンガで人力車(プス・プス)の写真を撮るとともに、マダガスカル米をお土産に購入。しかし、翌日、学生は、「食糧の自給ができていない国で食糧をおみやげに買ってはいけない。」と、市場に別のものと交換に行ったのだった。


16日(金) 17日(土) 18日(日) 19日(月) 20日(火)
21日(水) 22日(木) 23日(金) 24日(土) 25日(日)
26日(月) 27日(火) 28日(水) 29日(木) トップ